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 バカと煙(前編)


小学生時代のある晴れた冬の休日。
ちょっと離れた文房具屋さんに行こうと出かけました。




暫く歩いた所で、町の中央公園にさしかかります。

休日は、よく草野球の練習が行われている場所ですが、
見ると、なぜかその日は、人影が全くなく閑散としていました。




野球のバックフェンスに近づいてみました。

「・・・・」


で、おもむろにヒラメいたひらめき電球のです。

「登ってみよう」




なぜにと聞かれたら、「そこにフェンスがあるから」
有名登山家の名言よろしく、そう答えておきます。


芽生えたばかりの登山家魂に突き動かされ、
誰もいない公園で、ひとり登頂に向けてアタックを開始しました。




よじよじ。
「はひ。はひ。」



よじよじ。
「はひ。はひ。」



よじよじ。
「はひ。はひ。」



頂上が目と鼻の先に見え、
なーんだ以外と登れるじゃん。
そんな風に思っていた私に落とし穴が。




フェンスの上の部分。
ちょっと角度がついて斜めになっているのをご存知ですか?
よせば良いのに、そこまでよじ登ってしまったのです。

なぜか?
「そこにフェンスがあるから」




よじ。

よじ。

それ。

それ。





「よっしゃ!!フェンスの頂上に触ったど!!」


達成感に鼻息も荒く、
何となく下を見たところ・・・




どどーーん!


いい具合の角度により、地面までの距離が、
絶妙な臨場感で眼前に広がっています。






きゅぅううぅうぅうう★
瞬間冷凍されたマグロのように、
全身の筋肉が音を立てて凍りつきました。


((;゜Д゜))こ、こわいよぅ。

恐怖に捕われた私は、
そこから進むことも戻ることもできずに、
フリーズしてしまったのです。






「助けて」の叫びはお腹に力が入らず、
休日ののどかな空に、すきま風のような音を立てて
溶けてゆきました。





次回 助けは現れるのか!?
後編に続きます。










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18:00 | 思いでコマ日記
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