スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告
-    -

 ハトの霊事件-その3-



化粧の濃いおばさんが見える。」

「私の守護霊は!?」
喜々とした質問に対しての彼の回答。

あ、いやいや、不満って訳じゃないんですがね。
「・・・・・ (´・ω・`)」

会社全般についての霊視が終わると、
そんな風な、個人的コアな話に流れました。

「あの~。最近気になる事があって、
聞いてもらいたいんですけど。」

若くてきれいな働くママ、
Mさんが切り出しました。

彼が頷きます。

「最近、駅のホームで電車を待ってる時の事なんですけど、
線路に吸い込まれそうになるっていうか、
後ろに人の気配を感じて。。それって何かあるんでしょうか?」

何だか飛び込みが連想されて、ちょっと怖いかんじ。

どうなの?何かあるの?って具合に
皆の視線が集中します。

すると突然、注目の的が金切り声を上げました。
「あああああ、貴方のうしろにぃ~~!!
背中にナイフをさした女性の霊が~~!!」

!!!!!!!!!!!!

ぎゃあああああああ!!!
なんじゃそらぁ~~~!!!

「い、いるんですか!?今もここに!?」
「背,背中にナイフをさしたって事は、
殺された女の人なの!?Mさんはとりつかれてる!?」
緊迫ムードの中、キテレツな雄叫びにパニック状態。

そして、直後に言った彼の言葉に耳を疑いました。

「・・・なんちゃって。」

「・・・」
「・・・」

プリーズ・ワンス・モア
「・・・なんちゃって・・!?」

「なーんて、ことになってたらどう?怖いでしょう?」
そう言うと彼、ニタニタ笑っています。

ポカーン。。
なに?冗談なの??

安堵のため息は漏れましたが、勿論だれも笑っていません。

「それは冗談だけど、後ろに女の人が居るのは事実で、
仕事で疲れて駅でふらふらしてるのが危ないから、
おぶさるような形で支えてくれてるのですよ。」

「ああ、それじゃ守ってくれてる良い霊なんですね?」

ああ。さっきの痛恨の心霊ギャグがなかったら、
もっと素直に感心できたのに。。

そうこうしていると、今度はとんがり帽子の魔女さんが、
パーテーションの向こうから、Fさんを手招きをし呼んでいます。

「ちょっとこちらにいらして。」
内容は、ぼしょぼしょと小声なので、
何を話しているのか、聞こえません。

「いやー。無い無い!!」
Fさんがその声と同時に、
パーテーションの向こうから帰ってきました。

「何を言われたんですか?」
そう聞くとFさんは、
「貴方、子供おろした事あるか?って聞かれたんだけど、
あたしそう言うの無いからさ。」
いぶかしげに首をかしげています。

そんな突拍子も無い事を言い出すなんて、
なんだか、やっぱりアヤシいなぁ。
そう思いかけて、その場のみんなで顔を見合わしていると、
霊能者の彼が補足するようにこう言いました。

「人形でしょ。」

すると、とんがり帽子の魔女さんがこう繋げました。
「ああ、そうか。小さくておかっぱ頭が見えたから、
もしかして、お子さんかな?と思ったんだけど、人形だったのね。」
「うん。そうだね、こういう柄で、これくらいの大きさで、
心当たりある人いません?」

Fさんが真顔で挙手しました。
「実家にある。確かに、そういう着物着ている。」

ずぞぞーー!!!!
っと一気に肌が泡立ちました。

「それ、押し入れかなんかに入ってると思うから、
出してあげて下さい。うん。出した方が良い。」

更に、もう1人のおかっぱの女性がFさんの顔をじーっと見て、
「なにかしら、私じゃよく見えないんだけど、
貴方の目の上に何か乗っかっているのよ。」
と言うのです。
「あら本当ね。この柔らかいの、何かしら。」
とんがり帽子の魔女さんにもハッキリ見えない様子。

それを聞いていた彼が、上目遣いに眼鏡をクイッとあげました。
「言っても良い?」

その場に居た全員が、早く言ってとばかりに、
大きく頷くと、彼はこう言いました。
「眼球」

<その4に続く>




04:19 | 思いで絵日記
comment(0)     -
comments
comment posting














 

 
キャッシング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。