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 ハトの霊事件-その2-



a-boy風味な霊能者の霊視はこんな風でした。

本人達の語る所によると、
このモヤシっ子の彼は、さる有名な霊能者に見込まれて修行中の身。
女性陣2人は彼の友達で、見えないまでも霊感があり、
どうやらアシスタント的な役割のようです。

フロアを見て回っていた彼が、
はた。と立ち止まりまると、こう言いました。

「うん。いるね。」

緩んでいた糸が、一瞬でピンと張りつめ、
稲妻のように動揺が走ります。

「部屋のあそことここと、給湯室の前と、それから喫煙所のソファ」

ガーーン!!
う、うわああ、、、
そ、そんなに沢山・・!?

(そして、やっぱり見えてるんだ。疑ってすまんす。。)
殊勝な気持で、そう思いかけた所に、
このパンチの効いた、クイックリターン。

「あそこにいる霊は、xxxってゲームの△△△ってキャラににてるなぁ~。」
その場にいた全員をぶっちぎって、己しか見えないビジョンに、
うふうふ。と笑っています。

(うっ!しらねぇし・・・そのゲーム・・・)

そうかと思うと、らしいコメント。

「ここの喫煙所のソファ。ここでタバコ吸う人ってさ、
座るとなかなか立つ気がしなくなるでしょ?」
喫煙者達が「確かに。。」と頷くと種明かし。
「手が出てる。」
「手、、ですか?!」
「壁から出てる手が、座っている人の肩を押さえて、
床から出ている手が足を押さえるんだよね。
だから立てなくなる。」

喫煙者ら蒼白。
恐ろしさに押し殺した声で叫びます。
「ひぃぃぃぃぃぃ。」
そして脳裏には「禁煙」の二文字。

らしいコメントは更に続きます。

「それから、給湯室の前には火事にあった人の霊達が、
夕方になると通るので、
その時間帯にお水を上げて下さいね。」

『こ、怖すぎる。。』
この後、給湯室に出入りする人間が激減しました。

「そしてなにより、このビルがよくない。
天井から黒い大きな手が降りてきて、ここを掴もうとしている。」
「そ、そ、その手に掴まれるとどうなるんです?」
「んー。良くない事が起こるのは,確か。」
「ひぃぃぃぃぃぃ。」
いままでの諸々の不幸が点と線でつながり、
退社を考えた人間も居たと言います。

そこまで話し終えると、彼は手の平を上に向けて、
何か呪文を唱え始めました。

「ひ。どうしました?」

「眷属のキツネを呼ぼうとしてたんだけど、
ビルの手前の階段にネコや犬の霊がぐるぐる回ってて、
入って来れないようです。」

「き、きつね・・・!?」

不具合に彼は方法を変え、
空中で、クジを切る動作を行うとこう言いました。

「結界をはったので、暫く大丈夫だと思います。」
「え?暫くとは?」
「そうですね。九月にはこの会社、別の場所に引っ越すと思うから、
それまでかな。」

眷属やら、結界やら、何だか本当にマンガのような展開ですが、
驚く事に、この予言は的中するのです。
その後、手狭になったためという理由で、
会社は少し先のビルに、引っ越す事になるのでした。

神秘の白と疑惑の黒を行きつ戻りつ、
狭間のグレーゾーン。

霊視、鋭意続行中。
いよいよ、個人の霊視へと進みます。

<その3に続く>




04:16 | 思いで絵日記
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