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 ハトの霊事件-その1-



ハトの霊が頭に乗った事があるんです。


ゲームの下請け会社に勤めていた頃の話です。

甲州街道沿いの雑居ビルの一室に、その会社はありました。
その時期、ある人は事故、ある人は体調不良と、
数人のスタッフに、不幸が重なっていました。

何割かは確実に、仕事で疲れてるせいだったと思いますが、
ばたぱたと重なって起こったため、何となく気になり、
お昼時に、そんな話題になる事もしばしば。

「Tくんバイクで事故ったってね。」
「Fさんも病院通いしてるよね。」
「最近多いなぁ。なんかあるんじゃない?」
「何かって何?!」
アナザーワールドに繋げたがる、ありがちな展開。
「このビルの場所が悪いとか。。」

長机に群れていた6人は、お茶をすすりながら、
その日もそんな話題を、ゆるく交わしていました。

そんな、たわいもないオシャベリに対して、
少し考えてる風に黙ってから、ある女性スタッフがこう言いました。

「・・・私の知り合いの霊能者を呼ぼうか?」

!!!!どきゅーーん!!!!!

予想外の角度からのキラーパス。
「そんな知り合い居るんだ!?」
この一言で、すっかり場のテンンションは急上昇。
みんなの目が、好奇心でキラキラ輝きます。

一見、そっち方面が、得意に見受けられない彼女に、
そんな知り合いがいるという、意外性が更にミステリアス。
「どんな!?その人どんな人なの!?」
「若い男の子でね。」
「ほうほう。」

鼻息の荒くなった、その場にいたメンバーの要請で、
早々にアポイントを取る事になり、
翌週の日曜日に、会社に来てもらう段取りになりました。

私も半信半疑でしたが、
この貴重なライブに参加するという事に、
全身の血湧き肉踊り、期待に胸膨らみます。

そして当日。

休みにも関わらず、すごい出席率。
噂を聞きつけたスタッフが会社に集結。

ドアがノックされ、いよいよ主役の登場です。
どじゃーーーーん。

「どうも、こんにちは。」

や?やや!?

ドアを開けて入場してきたのは、三人組の男女。
多かれ少なかれ、肩書きから想像する人物像ってのがあります。
見事に、その固定概念が砕かれたショックで、
その場にいた全員が、フリーズ気味に彼らに釘付けになりました。

眼鏡をかけた、色白で体が弱そうな男の子。
おかっぱ頭の、年齢不詳の女性。
これまた年齢不詳の、魔女のようなとんがり帽子を被った女性。

むお!!

期待の変わりに、胸に黒いもやが広がるのが否めません。

「ふ・・・」という舐めた笑いが漏れるやいなや、
その場の緊張感が薄くなりました。

しかし、社内を霊視し始めた彼らの発言は、
色んな意味で衝撃的だったのです。

<その2に続く>




04:14 | 思いで絵日記
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